椿歳時記

椿館・カフェ椿の情報をお伝えします。リアルタイムな情報はfacebookページ「カフェ椿」がオススメです。

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コントロールZのお話

ContactPhoto-IMG_20140207_223600.jpg

椿館は、イデア!としてのデザイン事務所でもあります。
日進の夢まつりやとくとく商品券などのポスターもデザインさせていただいています。
写真は無関係です。笑

さて、デザインと言えば、イラレ。adobeのデザインソフト「イラストレーター」です。
こういったソフトに限りませんが、ワードなどでも、いろんなショートカットキーというものがあります。
よく使われるのが、コントロールCやVやX。それぞれコピー、ペースト、カットペースト。
いろいろ覚えるとスピーディーになります。
イラレに限らず、とってもとっても重宝するのが、コントロールZ。
これは今したことを取り消して、その前の状態に戻す。というもの。

これってパソコンの世界では当たり前かもしれませんが、時間の概念から言ったらスゴイ事ですよね。
今してしまった過ちもたちどころになかったことになるし、
間違って買った商品もクーリングオフしなくていいし、
人を怒らせた言葉もなかったことにできるし、
落としたウインナーも3秒を気にせず元通り、
今事故ったこともなかったことに。

人生のリセットなんて言葉がありますが、実際過去を消し去ることは難しいもの。
人生とパソコンソフトとは、違うと言えばそれだけですが、たまに、文字を書いていて間違えたとき、コントロールZしたくなる衝動にかられます。
(そんなん職業病だろー 笑)
だれの人生でも、コントロールZしたいと思うことはたくさんありますが、そこは、ちゃんと背負って生きていくしかないですね。
気持ちは コントロール Z して。

今日は珍しくこんな思いつきブログでした。
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| 社会とミッション | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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障がい者雇用を実現した・九州博多の餃子専門店黒兵衛の成功から学ぶ!

くろべえちらし椿

この執行さんは、ビジネスプランコンペの時にお友達になった
素晴らしい方です。

カフェ椿では、いつも博多から、
この黒兵衛餃子を仕入れさせていただいて、
豆腐チゲにトッピングしています。
美味しいですよー。♪

DSC04494mini.jpg

そう、それでその執行さんが日進にお越しいただけることに
なったので、この講演会を企画をしました。
もちろんこのチラシのデザインもイデア!です。

障がいのある方の働ける場所が生まれて、
それが広がっているという
素晴らしいお話が聴けると思います。

とりあえず、このPDFをじっくり読んでいただけるだけで、
どんなにすごいことかがわかっていただけると思います。
みなさんぜひ早めにご予約くださいね。
ご予約は、椿館0561-76-1542
または、このブログのメールフォームから。
先着70名ですよ~。

プリントいただける方はこちらからダウンロードください。
細かくお読みいただけます。


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障がい者雇用を実現した
九州博多の餃子専門店黒兵衛の成功から学ぶ!


内閣府地域社会雇用創造事業社会起業家ビジネスプランコンペ最優秀賞受賞
㈱いづみカンパニー代表取締役
執行いづみ講演会

7/28日にぎわい交流館2Fホール
開場13:00 開演13:30-
参加費1000円・定員60名

誰モガ安心シテ、暮ラセル未来ヘ。
.......................................................
私たちの生活も、様々なNPO活動も、会社の経営も社会経済の中にあります。
「ボランティアの精神」や「やりがい」や「楽しさ」は大切ですが、
それだけで続けていくことは難しいですね。

キーワードは「経営」
きちんと経営が成り立つことで初めて
組織の運営も公益的なサービスも継続していけます。
「事業としての成功」が未来の希望を創造します。

障がいを持つ人が、その能力を生かして、
働くことが出来る社会にしていくこと。

それが経済として回っていき継続されること。
そんな素晴らしい活動のこと、一緒に聴きませんか?


●申込み・問合先 椿館0561-76-1542
●mail tsubaki@vi-idea.jp

主催 ゆるやかネットワーク
講師のプロフィールは続きで。

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| 社会とミッション | 21:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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近藤しいたけ園

原木しいたけポップ3-2

近藤しいたけ園ポップをお作りしました。

たくさん売れますように!!

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椿館はカラダにやさしい。ココロにもとっても優しい。

豆乳ヨーグルト

椿館にはパン酵母が棲みついてます。
一緒に植物についていた乳酸菌もたくさん棲んでるわけです。

米の研ぎ汁乳酸菌も培養中。
椿館に豆乳を置いておくだけでヨーグルトができます。

一般の動物性ヨーグルトと比べると食べづらいのが難点。
植物性の乳酸菌人間に対する効果は計り知れないです。

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パン発酵もいい具合です。
微生物は何らかの伝達物質を介して、季節や気温を見分けることができるようです。
涼しいところに置いて、騙したつもりでもちゃんと6月って知っているかのようです。

椿館の庭も自然のまま、薬等は撒きません。
自然のままっていいですね。

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介護ごはんに画期的食品

DSC08810.jpg

クイックゲル化食品 「ミキサーゲル」のご紹介です。
熱を加えずにわずか数秒でムースゼリーが作れます。㈱宮源 http://www.miyagen.net/

介護食つくりの助っ人・・でもありますが、何せ、熱を加えずに作ることができるので、
素材の色や風味をそのまま生かせるのです。 
お子ちゃまのお誕生会なんかでも、準備の時間短縮になりますから、いいですね。

椿館では何に変身させようか。。色々思いめぐらせています。

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パンフレットに載っていたお寿司です。ネタは刺身をすりつぶして作ります。

赤ちゃんの離乳食にも使えるかな。。フルーツ等、生で頂けるものならきっと使えますね。
宮源さんのキャッチフレーズ「食べる喜びを大切に」 共感します。

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iSB公共未来塾 

5日-6日 あいち健康の森プラザにて開催の「社会起業プランブラッシュアップ研修会」に参加してきました。
とても意味のある研修会だったと思います。

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世の中を変えたい、良い世の中にしたい、と思っている人たちが、それぞれの想いやプランを発表しました。
感動しすぎて目頭が熱くなったり、泣けてしまったりしたこともありました。

文字ではなかなか書けないし、うまくお伝えできない・・・色んな人と会って直接話をすることが大切だとあらためて感じました。しいたけ圭ちゃんにも会えたし、大島農園の大島太郎さんにも夏以来の再会でした。

みなさんに感謝!! とくに2日間、温かい司会をしてくださった
オフィス築(きずき) http://www.officekizuki.com/mamma の代表、築ゆかりさん、
こういう方とお知り合いになれたことも大きな財産です。

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おいおい、その皆さんのご紹介をさせていただくことになると思います。

| 社会とミッション | 23:19 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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いろいろ。。

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ここの所、機械メカと向き合わなきゃならない用が増えて、いつも有機質相手に動いてるものですから、切り替えるのが大変で・・・というより理解するのが大変で。

しかしながら、周りを見渡すと石油エネルギーに頼ったものばかり。JINみたいに、江戸時代にいってみたくなります。

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ミッションと風評被害

愛知県日進市の花火大会で福島県産の花火の打ち上げが中止になったことが先週ニュースを賑わしました。
そして、今日放射能のデータも公開されましたね。
この一連の事件の中には、ほんとうに多くの現代的な課題が含まれています。

それは、行政と市民参加、マスコミのあり方、ネット社会、メディアリテラシー感情論と化学、そして、もちろん原発問題(あえて放射能でなくて)などです。ひとつひとつ書いたら長くなってしまいますが。。。

大切なことは、福島花火に関して、最初に疑問を呈した人たち、中止の判断を受けてこれに意見を言った人たち、誰もがそれぞれの立場や考え方を持ち、それぞれに自らの意見をいうことは自由であったこと。
しかし一方、どんな意見があっても、それはそれぞれの意見でしかなく、決定権を持つ人はその重責の中で判断をしました。

20人対何千人という意見もありました。しかし人数の問題ではないですね。
たとえ一人でも、それが正しいと判断できれば、そうすればいいでしょう。

さて、まずは、役所のミッションです。
置き換えて考えてみました。

りんごを給食に出すとします。
一般的には、売る側は安全であることを調べて内容を表記して出荷しているでしょう。
これが製造物であれば製造物責任がありますね。
一方、買うときには、それが安全なものであるかは、消費者として、行政として調べるのは当然です。

しかし、給食を出す直前に、その両方がきっちり確認がされてなかったとわかったら。。。。。
きっちり安全性が確認できるまで給食には出せません。
出さなかったことが、りんごを楽しみにしていた子どもたちにとって、ガッカリな判断であっても出せません。こういうことが役所のミッションのはずです。
もちろん事前の確認がされていなかったことが原因ですから、確認されたらおいしく食べていただけますね。

次に、この判断は、風評被害を生んだから×という意見がありました。
厳密に言えば、福島花火の打ち上げ中止という「情報」がたくさんの人に広がったことが風評被害をもたらしたということでしょうか。では広めたのはだれでしょうか?

マスコミには、情報を正確に伝えるというミッションがあります。
それが風評被害を拡大する結果を生んだとしても、情報は隠ぺいされてはいけません。
しかし、アナウンサーでなく、コメンテータやタレントの意見を報道と勘違いする国民も多いのは現実です。
これはとても危険です。これはマスコミや活字に弱い国民のメディアリテラシーも問題ですね。

ちなみにネットでの意見などを見ると、愛知県も、日進市、日進市民もすべてがヒドイというものがあります。これは極端な例ですから相手にしなければいいのですが、ある意味、別の苦しみや誤解も生まれました。

福島の人にも全国の人にも知ってほしいと思います。
日進市は義援金を出してきただけじゃなくて、多くの市民が街頭で募金活動をしたり、たくさんの人が現地に赴きボランティア活動をしてきました。心から復興を望んでいる市民は多くいます。
そんな気持ちからこの復興支援として企画が進められたのは紛れもない事実です。

まだまだ書ききれないことはたくさんあります。

とりあえず一つの意見でした。

| 社会とミッション | 20:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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りんごの生き方 木村秋則氏の講演

9月19日 名古屋市公会堂で木村秋則さんの講演を聴いてきました。
その後の映画「降りてゆく生き方」は以前観たので、講演だけで早退してきました。(・_・;)

彼の著書を何冊か読んだあとでこの講演を知り、ご本人をナマで見たいと思い、他にもたくさんの動機があって出かけました。

苦労した人は優しいといいますが、ほんとですね~。あの方の素晴らしい所は、頭が良くて、何よりも「根気強さ」にある、と感じました。

「根気(こんき)」がある、というと、木村さんは「ハイ、根っこの気持ちなんですよー」なんて、言いそう。
自然農法有機農法のことをお話くださいました。

講演の内容は、本に書いてあることがほとんどでした。 が、印象深かったのは、誰にでも

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| 社会とミッション | 00:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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メディアリテラシー

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ひまわりと青空と入道雲

写真を見れば、「あー、ほんと」だと思いますよね。
ひまわりと青空と入道雲」 という、その文字だけ読んだら、小学生の「なつやすみの思い出」の絵日記を想像するでしょうか。

事情や意図によって、嘘や誇張されたものも出回るし、

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| 社会とミッション | 13:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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降りてゆく生き方

チラシデザインネタじゃありません。笑。

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9/19(月・祝)名古屋市公会堂で、武田鉄矢主演「降りてゆく生き方」が上映されます。そのチケットとチラシを椿館でお預かりしています。何故お預かりすることになったかというと、今回の上映は、奇跡のリンゴで有名な木村秋則氏の講演が1時間25分あるというのを聞いたからです。なかなかナマでは見られない、聴けない、ということでとても興味がありまして。。楽しみです。

さて、「降りてゆく生き方

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| 社会とミッション | 06:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いよいよ明日!!

AHIチラシ11.03.17

AHI(アジア保険研修所)30周年企画 
今、共に生きている意味。 お話と音楽の集い」が、
いよいよ明日にせまりました。

イデア!は、このチラシと当日用プログラムを作りました。
日野原重明氏の講演も楽しみです。
とうかいマスターズオーケストラの演奏もあり、
親と子のみどりの杜合唱団の合唱あり、とても多くの方が関わって、
2000枚のチケットは、あっという間に完売。

イデア!は明日、スタッフで参加します。

| 社会とミッション | 16:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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好きシリーズ第2弾。。。

議論を進めるときに、論理以外にとっても邪魔をするのが、人の感情やプライド。

よく言いますよね。
今さら引っ込められん!
上げたコブシが降ろせない。
それじゃ、メンツがたたねぇ!

そんな思考になると、結論を出さないといけない議論の際に、困ってしまうことも。

そんな時には、落としどころを作りは、とっても大切で、なかなか当事者同士では、それも難しい。。。なんてことありますね。

そもそもお互いに信頼がある仲間なら、それなりの折り合いもありますが、対決姿勢の中ではなかなかうまくいきません。

最近言われることですが、二元代表制がどうしてうまくいかないか。
どうして、自治体でも、議員内閣制の導入を!なんて言われるか。

要するに、好き嫌いで議論ばっかりしてたり、政争の具にばっかりするから、そんなケンカばっかりするなら、二元は要らないし、その方がコストも下がるだろうということ。

ただ、二元代表制が悪いわけじゃなくって、ちゃんと好き嫌いじゃない是々非々の議論ができれば、二元はある意味独裁を止める意味でも悪くないんです。
まあ、人間はコンピュータじゃないんで、議論に感情が入るのはある程度仕方ないとしても、そこは知性と理性で乗り越えて、議論してほしいものです。

その秘訣は、相手の良いところを見る努力と、歩み寄ろうとか、好きになろう、とかする姿勢でしょうね。
でも。。。。あー無理かぁ。。。今の政治家じゃ。。。

| 社会とミッション | 21:20 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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心配

東日本大地震なのか、東北地方太平洋地震なのか。
福島が緊迫している。

今、どの原発も安心安全だと言える人がいるだろうか。
福島の原発もこれまで安心・安全と説明を受けてきたのだろう。

原発は、普通の機械とは違う。
あのキングコングと似ている。
いや、それよりも制御できない。

機械なら、電源を止めれば停まる。
キングコングは殺された。

しかし、暴走した原発は、制御できる保障はない。
原発は、機械でも、生き物でもない。

20年以上前にNHKスペシャルで素晴らしい番組があった。
かすかな記憶だがこんなことだったと思う。

四足ならば、転ばない。
人は立つようになって、手が使えるようになった。
しかし同時に、立ったことで、転ぶ可能性がうまれた。

人は歩くよりも走ることを知った。
そうすることで、早く動けるようになった。
しかし、歩くよりも走った方が、転んだ時の怪我は大きくなった。

人はもっと早く動くために、自転車を発明し、バイクを発明し
自動車を発明し、どんどん早くなった。
しかし、速さに比例して、転んだ時の怪我もどんどん大きくなった。

人はもっと早く動くために、飛行機作った。
もし事故が起きれば命にかかわる。

人は便利を得ると同時に危険を高めた。

しかし、人間はその都度そうした機械を制御し、安全を確保する方法を持った。
つまり、制御ができる機械。コントロールできる利便だった。
そういう制御できる発見や発明を科学や技術という。

しかし、原子力だけは、違う。
原子力は、予知できない理由で、暴走した時、
努力で制御できない。
それは人と関係ない化学反応そのものであるからだ。

福島の原発事故の報道を見てつくづく思う。

原発は、科学でも技術でもない。
原子力は、私たち人類が電気を得るために見ないフリをしている「命がけのカケ」である。

一人30%の節電ができれば、日本人はこの盲目のカケから開放される。
とりあえず、浜岡原発は、福島の原因究明と整理がつくまでは、停止・封印してほしい。

| 社会とミッション | 23:36 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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無常

諸行無常とはわかっていても、それは長い時間の中にあると思っていました。
時間が長いか短いかということもどんな尺度なのかということもありますが、
少なくとも、数分後、1時間後、明日に、未来が消えていくような事態はだれも想像もしていなかったと思います。

この東北地方太平洋沖の地震の災害の中で、すべてを失った人たちの姿を現実として見て、日々の地震にも恐怖感を持ち、原発が最悪の事態を迎えないことを願っているのが、今の日本国民だと思います。

それは、瞬時にすべてを失い、原発未来さえも失うかも知れないという不安です。

愛知県にいても、東海沖地震が同じように起きることは間違いないことで、その時に、静岡の原発爆発すれば、それだけで、私たちの未来は瞬時に消えます。

安定的で、いつもと変わらない日常が、実はとても貴重なことで、また、同時にこんなに脆い(もろい)ものだったんだと、つくづく思います。

そういう意味で、私たちは、このあまりに脆い日常であり、毎日のかわり映えのしない日常の中で、どう生きるかをきちんと考えないといけないと思います。

| 社会とミッション | 12:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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震災。

千、万のが失われた。
報道を見て言葉を失うばかり。

放射能の恐怖も。
いつ私たちのところにも降り注ぐかわからない。

日本の原子力発電政策は、現実に破綻した。
もうだれも安全だとは言うまい。

石油も高騰し、電気も足りない。
成長そのもののエンジンは止まった。

それが今を生きる私たちにとって苦しいことかと言えば、津波に飲み込まれた千万の人々やその家族から見れば、ささいなことだと思う。

満たされないことへの不満は言うまいと思う。
モノにあふれる暮らしが重苦しく感じる。

| 社会とミッション | 23:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2番じゃいけないんですかぁ。。。

DSCN9250.jpg

唐突ですが。。。。
Aという目標があるとしましょう。

Aに向かって、ものすごく努力したとしましょう。
しかし、Aは実現できませんでした。

さて、ここでどうするでしょう。
とりあえず、がっくり。。。。

それはそれとして、
さあ!気を取り直して。。。。

1 目標に向かって、同じ方法で再チャレンジする。
2 目標に向かって、違うルートでチャレンジする。

でも、みんながみんなそんなに前向きになれるとも限りませんね。

性格的なこともあるでしょうが、

「まあこんなこともあるわなぁ。」とか
「三歩進んで二歩下がるっ」とか
「これも人生だから」

なんて思える人は、そんな心配はないんですが、目標の達成が絶対的なゴールで、それが自分にとって一番幸せなんて思い込んで止められない人は、ちょっと危険なので注意しないといけません。

そんなこと言っても。。。。という人もいますよね。
そう、そんなこと言っても性格変わらないし。。。

そんな場合は、真剣に、そのAがほんとに素晴らしい目標なのか、ほかにBという目標ではいけないのか?
そんな風に自分の目標を疑うことができると結構ラクなんじゃないかと思います。

2番じゃダメなんですかぁ?って、言った人がいましたよね。
2番というコトは、100人いたら、98人を敗者にしてることになりますね。
50番だったら、ほっとしていられるかも。
100番だったら、99人を幸せにしてるっていう考え方もありますね。

培った価値観を変えるなんてことは難しいのですが、まあまあ臨機応変、ほどほど、ぼちぼち、できる範囲で頑張る。ということは大切で、こういうのも仏教では中道ということになるのでは。。。

要するに、あんまり一方に凝り固まらないで、何事も適度に、自分にあわせてやっていくことですね。
今の自分のことを、ある意味平気で否定して、変わっていけることも、場合によっては大切なことだと思います。

口笛を吹いて軽く越えるって、以前某さんに聞きました。

Aに向かっているつもりが、実はもっと素晴らしいBから遠ざかっているのかも知れませんよー。。。笑

という雑談の記録でした。

写真とぜんぜん関係ない。。。。
(先日の歳時の時のパンの写真です。)

| 社会とミッション | 20:03 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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減税。。。。

税金というのは、原始的な成り立ちから言えば、まさに「我がまち」という組織の経営のための住民の負担金制度です。

税金がいるのは、予算が必要だからであって、法律で決まっているから、税金を取られるのはありません。(本来は。。。。です。)

予算が必要という意味は、住民に代わって、役所が何か事業をするために必要なお金ということですから、もっと正しく言えば、住民が株主として、自治体に何を求めるかにかかってきます。(これも本来は。。。。です。)

最近、選挙に関連して、減税という言葉が言われます。
減税というのは、税金を減らすという意味ですから、言い換えれば、住民の負担金を減らすということ。

当たり前ですが、役所の事業は、決められた予算の中で実施されます。
今の予算が適切かどうかは、自治体の長が作成しています。
そして、議会もチェックしています。(これも、本来は。。。です。)

ところが、減税の理由の中で、役所の収入が減れば、もっと効率化されるだろう。もっとシビアに負担金が使われるようになるだろう。ムダ使いが減るだろう。ということを言う人もいます。
だとすると、行政と議会はその機能をもともと果たしていない。ということになりますよね???

市長も議員も私たち市民が選んでいます。
やっぱ、私たちがしっかりしないとイカンですね。

もし、選挙で政治家が言うとしたら、減税ではなくて、この事業をこれだけ減らすとか、これだけ効率化して安く済ませるとか、この事業は止めるからいくら負担金は減らせる。とか、そういうことを具体的にして、説明しないといけないと思います。

単に減税率を示すとすると、私たちにとっては、役所のどんな事業が減らされるのか、まったくわからない(厳密に言えば予測はつかない。)ということになります。
すると、その影響がわが身に降りかかることかもしれないし、株主(住民)として自分が求めた事業が、その割合で減らされるということだと思わなければなりません。

単純に言ったら、負担金が半額になったら、受けるサービスも半額になるか、質が半減するというのが、一般論でしょうね。

やっぱり、1000円で100g買える牛肉が安売りされることはありますけど、500円では、50gしか買えないのが常識です。
もし、500円で100g買えたら、もともとやっていたことがめちゃくちゃだったということです。
そして、そのめちゃくちゃを監視していなかった人の責任はまぬがれません。

| 社会とミッション | 18:17 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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バーチャルな世界

先日、無縁社会について書きましたが、あの番組の中に出てきた「ネットのみでつながっている社会」のこと。
NHKは、そうしたつながりは、無縁社会の一部のような放送をしました。

しかし、取材を受けた側は、それもひとつのコミュニケーションで「つながり」であると主張して、苦情があったとか。

ネットでのコミュニケーション。相手の顔を知らない関係性。本当は実態と違うかも知れない相手。性別さえも本当のことはわからない関係。

悪く言えばいろんなことがあるとしても、それがあって生きていられる人がいるのも事実で、その人が人とのコミュニケーションができないということとは限らない。

ネットなら本音が語れるが、実社会では、言えないこともあるし、ネットなら知らない人だから、実生活に影響がないとか、ネットだからいつでも気分次第で断絶することもできる。

一方では、そこで知り合って人は幸せになることもあれば、フェイスブックやツイッターのように、それで民主主義革命が起きることも事実。

それはそれで、特性。

経験のあるバーチャルと未経験のバーチャル
つまり、経験のないことをバーチャルで体験することと、過去に実際に経験があることを、バーチャルでも経験する。
これは大違いであることは違いない。
会ったことがある人と会ったことがない人。と同じかもしれない。

人の痛みは想像できても、自分で実感はできない。
でも、自分がその経験があれば、人のその痛みも想像くらいはつく。

実態とバーチャル
バーチャルはツールで、実態である保障はない。
でも、実態よりも本質がある場合もある。

当たり前ですが、要はツールとして、使う「ひと」次第ということですね。

| 社会とミッション | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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リビアのニュースを見て

常識というものほど、あてにならないものはないですね。

多数の認識が常識だとすると、明治維新も、終戦もあり得ないわけで、今の社会が常識だと思い込むことは恐ろしいことだと思います。

リビアのカダフィ大佐が市民の殺戮を繰り返しています。
反政府は彼にとって非常識で、市民を空爆している彼は正義と思っています。
ましてや、彼は自分が悪だとは思っていないですよね。。。

自分の常識づくりや、自分の正義づくりは、保身の手段となる。
そういう意味では、その自分の常識が、社会の常識になればほっとできるんですね。

何が正しいか、何が悪かということは、このブログでも以前書きましたが、宮崎駿の作品には色濃くある。
まさにそれぞれの正義

阿久根市の元市長の竹原氏のブログには、正義は個人のものであり、大切なことは正義感を持つことだと書かれていました。

変化し続ける社会の中で、普遍的な正義感、普遍的な常識を持つことはなかなかムツカシイけれど、私たちは常に、そうする努力は必要だと思います。

そして、メディアリテラシーも含めて、アテにならない報道や、理由もわからない常識を監視して、分析する力が必要だと思います。

リビアの人が一刻も早く安心して暮らせるようになることを祈ります。

たまには社会派のネタでした。。。

| 社会とミッション | 23:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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無縁社会

昨夜、NHKスペシャル「無縁社会」を見ました。
無縁社会のテーマに対して、12000通のメッセージが届けられたというNHK。
どの場面もとても心に重く響くものでした。

番組中、女子高校生が面談をしていた学校の先生から、おめでとう!と言われ握手されました。
パチンコ屋に就職が内定したとの連絡の瞬間でした。

その女子高校生は、驚き、しばらく黙った後、涙声で「これで家族が支えられる」と話し、泣いていました。

その高卒の就職内定率は50%程度。
彼女にとって就職ができることがどれほど大事なことか。

この番組では、10代にも広がる無縁社会がひとつのテーマになっていました。
定時制の学校にいるときだけが、人や社会と関われる時間であり、唯一の居場所である彼ら。

番組の中では、
「自分が生きている意味が見つからない」
「会話ができることが、こんなに楽しいことだと知らなかった」
「ネットでの見知らぬ人との文字の会話だけが唯一の会話」
「自分は価値がない」
「社会とかかわりを持ちたい」
そんなたくさんの生の言葉がありました。

そんな中で、一人の40代の男性は、社会との関わりを持ちたいと、近所の掃除を始めて、そのうちに近くの小学生たちと会話を交わすようになり、男性は自宅でカブトムシの幼虫を育てて、学校にプレゼントをし始めて、やがて子供達から、似顔絵入りのお礼の手紙をもらうようになります。
男性は、こんなに嬉しいことはない。自分の役割や社会との関わりを持つことができたことに涙していました。

普通に生活している時に、人と社会、そして、人と人がつながることがそんなに難しいことと思えないのですが、ちょっとしたつまづきから周りに親しい人がいなくなり、孤立していき、やがて、想像もつかなかった孤独の中の自分に気づき、自分の価値さえわからなくなってしまうんですね。。
それはけっして他人事ではないと思います。

普通の状態なら何でもないことが、一旦社会との縁が切れると、転げ落ちるように孤独となる。
番組の中では、そんな人々を支えるNPOの活動が紹介されていました。

NPOである私たちは何かできないのか。
無縁社会は無援社会でもある。
無縁から有縁へ、無援から有援になるように。

| 社会とミッション | 18:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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